サポート体制

人材のメンタルケア

日本への人材送出にあたっては、出国前教育はもちろん、単身赴任する実習生自身へのメンタルケアが最重要です。

当社では、ホームシックへの対策として、共同生活の中で実習生に喜びと希望を与えることを大切にしています。具体的には、新入生歓迎式、出国者送別式、感謝祭などのイベントを毎月開催。共同生活の中で喜びを共有し、実習生の不安を最大限和らげるサポートをしています。

こうした心のケアを通じ、仕事と人生に希望を抱きながら日本へ旅立つ人材を育成しています。

モチベーションを支えるさまざまな校内イベント

新入生歓迎式(入学会)

月に2回ほど大ホールで開催されます。新入生を歓迎するためのイベントです。1回30〜40名ほど入学してきます。開催し、新入生一人ひとりが自己紹介をした後、講師から実習生活のアドバイスがあり、その後、寮母から生活上の注意事項の説明があり、ルールを守ることの大切さを伝えます。ランチは食堂で新入生、教師が交流を深めます。この日から集団生活が始まります。

国際婦人デー(3月8日)&ベトナム婦人の日(10月20日)

ベトナム女性の日は、国際婦人デーも3月8日に祝わる特別な日であり、この日は日頃頑張る女性たちへの感謝の気持ちを表すために設けられています。主に、母親や祖母への尊敬と感謝を表し、彼女や妻には愛情を示す日とされています。同じくベトナム固有の女性の日は10月20日で、この日は特に国内で重視されており、過去の英雄的な活躍をした女性だけでなく、現代の女性たちへの感謝の意を示す日となっていますベトナム婦人の日。女性の活躍を称えるイベントを通じ、介護実習生の団結力が高まります。

中秋祭

この日はベトナムの中秋祭をセンター内で開催します。バンチャンやチェーなどの甘物や月餅、その他学生チームによる自作料理対決を行いました。午後からは丸いランタン作りに取り組み、ランタンに願い事を書き込みました。皆で自分の作ったランタンにろうそくをともし、月見ながら中秋祭を祝います。寮母の言葉がけで実家の家族を思い出し、実習生活を頑張る思いを新たにするイベントです。

ベトナム独立記念日(9月2日)

連休が重なるため、この日より1週間前から、記念として行われ、ベトナムの歴史や文化に関するクイズ大会を開催します。ベトナム語で出題されるので、知識を確かめる良い機会となります。優勝者にはベトナムの民芸品などの賞品があり、実習生の競争心を刺激します。クイズの合間にはベトナム音楽を流し、祖国への想いを膨らませます。

ベトナム教師の日(11月20日)

この日は日頃の学習指導に感謝するため、教師へのカードを作成します。実習生一人一人が先生への感謝の気持ちを込めたメッセージカードを手作りで作製し、プレゼントします。また弊社社長も交えて、これからの実習生活に向けての様々な話をしました。

クリスマスパーティー

毎年時期に近づくと、ネオンで彩される街並みと同じく、センター内ではクリスマスパーティーも派手に行われます。サンタクロースに扮した実習生がプレゼントを配ったり、クリスマスソングを歌ったり、ケーキ作りに挑戦したりと、楽しい企画が目白押しです。写真撮影会も行い、思い出作りを兼ねたイベントです。

出国者送別式

毎月末に翌月に出国する実習生を送るセレモニーです。午前中は料理教室を開催し、ベトナムのホーチミン風春巻きやフーズーなどの料理を先輩実習生の指導の下、みんなで作ります。寮母や教師、社長からの激励の言葉があり、送別の言葉を贈ります。本番まであと一歩の実習生に託された思いを力に変えてほしいとエールを送ります。記念撮影では寮生全員で出国者を囲み、思い出の一枚を残します。最後に記念品が手渡され、イベントは締めくくられます。

適切な性教育

不慮の妊娠や性感染症を防ぐため、出国前に適切な性教育を実施しています。性的自己決定権の重要性や、安全な性交渉の知識を丁寧に教育しています。

出国当日には、万一に備えて各実習生に避妊具を無料配布しています。適切な性教育と支援を通じ、実習生だけでなく受け入れ施設が安心して受入れに専念できる環境づくりに努めています。

事前取得の電話番号によるサポート連絡網の形成

出国前日までに、当社独自のルートで各実習生の携帯電話番号を事前に用意しています。これによりFacebookやLineなどのSNSアプリだけでなく、確かな電話網による連絡体制を構築しています。

実習生はこの電話網を通じて、悩みごとの相談や情報共有ができるため、孤立することなく安心して生活できる環境を整えています。