ハードン医療短大との介護人材教育送出協力プログラム開始

当社は8月31日、ハードン医療短期大学と介護人材専門教育の協力プログラムに署名しました。この取り組みを通じて、ベトナムと日本の介護分野の発展に貢献していきます。

専門的な介護人材を育成へ

長年にわたる医療教育の実績を持つベトナム国立ハードン医療短期大学と、当社の 1000名近く介護技能実習生送り出しの実績を活かし、質の高い介護人材専門教育プログラムを共同提供いただきました。専門教育では、日本の介護現場で求められる実践的なスキル習得を重視します。例えば高齢者の移動介助、食事介助、排泄介助などの介護技術や、利用者の健康状態を確認するための血圧測定や体温チェックなどの生命徴候の監視スキルを習得していきます。こうした実践スキルを身につけ介護の最前線で通用する人材を育成していきます。

ベトナムの高齢化社会に備える

背景には、ベトナムも2034年には高齢化率が14%に達し、日本と同程度になることが予測されていることがあります。しかしベトナムでは介護施設の運営経験や介護サービスがまだ十分に整備されていないのが現状です。当社は、介護人材の育成を通じて、この高齢化社会の到来に備える社会的責任があると考えました。今後益々介護ニーズが高まるベトナムの社会に貢献できる介護人材を育てる意義は大きいと言えます。

期待の大きい日越連携

日本では介護に従事する人がますます減少し深刻に不足しております。今回の介護専門教育で、質の高い人材を安定的に送り出せるようになります。両国に共通する高齢化という社会課題に対し、一部ではありますが解決策として貢献できればと考えております。今後も日越双方の介護サービスの向上と人材交流の更なる促進を実現したいと思います。

※参考記事:ベトナムエクスプレスの記事リンク先です。
https://vnexpress.net/truong-cao-dang-y-te-ha-dong-hop-tac-dao-tao-dieu-duong-4648378.html

今すぐお問い合わせ下さい

年中無休 9:00〜21:00 日本時間 日本語対応